TOEICが難しい!頑張っても点が上がらない時に試すべき10の方法

toeic 難しい

一生懸命勉強をしても、TOEICスコアが上がらない「壁」にぶつかることは多い。

TOEICにおいては一般的に、次の2つの段階の壁があるとされる。

  1. 500点台から600点超えを果たす時
  2. 700点台から800点超えを果たす時

1つ目の「600点の壁」は、独学でTOEICの勉強をしている場合にぶつかることが多い。いつ何をどのように勉強すればよいのかわからず、600点の壁に苦戦してしまう。

2つ目の「800点の壁」は、TOEIC上級者になるための登竜門と言えよう。テクニックや暗記で誤魔化せる範囲を超え、Part3(会話)やPart4(長文音声)など、英語力そのものが必要となるパートに太刀打ちできない状況だ。

そこでトイグルでは、これらTOEICのスランプを克服するための、10の方法を紹介しよう。

1. スランプの原因を探る

TOEICスコアアップの法則は極めてシンプルで、次のような方程式で表すことができる。

TOEICスコアアップ = 勉強の量 × 勉強の質

(トイグル)

TOEICスコアは、良質な勉強を大量に行った時に最大化する。わかりやすいように、この公式を図にしてみよう。

TOEICスコアアップの法則

  • スコア最大化: 勉強の量・質ともに最高の状態にある。スコアを最大化させることができるポジション。
  • もったいない: 勉強の質は高いものの、量が足りていない状態。
  • 無駄な努力: 勉強量は確保しているものの、勉強の質が低い状態。
  • 成果ゼロ: 勉強の質が低く、量も足りていない。

TOEICの点数が上がらず悩む学習者の多くは、「もったいない」か「無駄な努力」のどちらかに当てはまることが多い。

例えば、TOEICスクールに通っているのにスコアが上がらない場合、レッスン時間以外で自習をしていない可能性がある。TOEICは勉強量を確保する必要があるため、レッスンで得た知識を生かせていないのだ。

また、たくさん勉強しているのに成果が出ないのであれば、勉強方法の見直すを怠っていることが考えられる。初心者が基礎的な単語力をつけずに模試や問題集ばかりこなしたり、中級者がいつまでも細かい文法ばかり勉強しているのは、文字通り無駄な努力となってしまう。

あなたはこのマスの中で、どのポジションに位置するだろうか?

2. 圧倒的な勉強時間を確保する

先に解説した通り、TOEICスコアアップの公式は勉強量と勉強の質を掛けあわせたものとなる。

トイグルの経験上、スランプに悩む受験者は勉強量が足りていない場合が多い。つまり、勉強時間が足りないのだ。

次の表は、現在450点の学習者が、それぞれの目標スコアに到達するまでに必要とされる勉強時間を表している。あなたは、それぞれのスコアに達するまでに必要な勉強時間を確保できているだろうか?

TOEIC 点数

(出典: Saegusa 1985)

また、TOEICはレベルが高くなればなるほど、スコアを1点上げるために必要な勉強時間も多くなる。

次のグラフのように、450点から550点の人が1点を上げるためには平均2.25時間が必要だが、850点から950点のためにはその1.4倍である、3.25時間が要求されるのだ。

TOEIC 点数

(出典: Saegusa 1985)

TOEICの点数が上がらない時は、勉強時間を見なおそう。

3. 模試や問題集を優先する

TOEIC 点数

次は、TOEICスコアアップの法則の「勉強の質」の部分に注目しよう。

初心者にありがちなのだが、TOEICの点数が上がらない人は参考書や文法書で理論ばかり学び、問題集を使った演習をおろそかにしている。

TOEICはリスニングとリーディングの計200問を連続して解くため、試験への慣れと集中力がスコアを大きく左右する。問題集や模試をやりこまないと、本番試験で実力を発揮することできない。

次の表では、TOEIC参考書の特徴と使い方をまとめている。それぞれを上手に活用することで、勉強の質を高めよう。

ジャンル 特徴
参考書 パート別対策、文法、勉強法などの総合解説書 TOEIC600点30日間プログラム!
文法書 TOEICを解く基礎力をつけるための総合文法書と、文法問題に特化した本の2種類 TOEIC対策ハイパー英文法
単語帳 スコア別・出る順等で英単語を紹介 TOEIC500点英単語出る順
問題集 各パートの練習問題と解説 TOEIC Part7問題集500問
模試 全パートの模擬試験 パーフェクトTOEIC模試

4. 学習環境を変える

TOEIC 点数

TOEICの点数が上がらないときは、学習そのものがマンネリ化していることが多い。学習環境を変えることはスコアップだけでなく、モチベーションの向上にも有効だ。

学習環境は場所だけでなく、時間帯と教材も含まれる。それぞれの対策箇所と解決策をまとめた。

  対策箇所 解決策
時間帯
  • 集中力を持続できるか?
  • 十分な勉強時間を確保できるか?
  • 定期的に学習できるか?
  • 朝方/夜型にする
  • 平日型/土日型にする
場所
  • 快適に勉強できるか?
  • 通いやすい場所か?
  • 常に利用可能か?
  • 自宅の部屋を改造する
  • 近くのカフェを見つける
  • TOEICスクールの自習室を使う
  • 大学の図書館を使う
  • 有料自習室に行く
教材
  • 英語力を上げれるか?
  • TOEIC力を上げれるか?
  • 自分のレベルに合っているか?
  • 今の自分に必要か?
  • たくさんのTOEIC教材から自分に合ったものを発掘する
  • 教材の種類を変える(例: 参考書から問題集)
  • Youtubeや英語Webサイトを活用する

5. 目標スコアを見直す

TOEIC 点数

目標TOEICスコアが高すぎると、実際には点数が上がっているものの、上達を実感することができない。

そこで、TOEICの点数が伸びていないと感じたら、最終的な目標スコアの他にも中間目標を設定してみよう。

例えば、現在のTOEICの点数が550点で、最終目標が850点だとする。いきなり850点をゴールとして設置すると、たとえ100点伸びて650点になっても目標まで200点も足りないため、モチベーションを喪失してしまう。

そこで、毎回のTOEIC試験で確実に30点ずつ上げていくマイルストーンを設定し、段階的な目標設定を行う。これにより、改善すべき点も明確になるため、中長期的にTOEICの点数を上げていくことが可能となるのだ。

6. 試験テクニックを練習する

試験テクニック

TOEICは2016年5月の改定で、小手先の試験テクニックが使える余地が大幅に減った。

しかし、時間配分等の戦略も含めた広い意味でのテクニックはまだ有効である。テストを受ける以上、問題形式を分析し効果的な対策を取ることは、まったく非難されるべきものではないとトイグルでは考える。

TOEICの試験テクニックは様々なため、ここでは代表的なものを紹介しよう。

Part1対策テクニック

  • 似た音の単語に注意する (例: beachとbench)
  • 人物以外のモノに注意 (例: 2人の人物の間にあるカバン)
  • 受身の進行形に注意 (例: The paintings are being replaced.)
  • 受身の現在完了形に注意 (例: The window has been left open.)

Part2対策テクニック

  • 重複キーワードを避ける
  • 最初の一語を聞き取る

Part3&4対策テクニック

  • 設問の先読み (初級・中級者は選択肢よりも設問を優先し先読み)
  • 設問の最初の一語を覚える

Part5対策テクニック

  • 文章を読んで答える
  • 一定時間が過ぎたら捨てる

Part6対策テクニック

  • 独立型を最優先
  • 一定時間が過ぎたら捨てる

Part7対策テクニック

  • 箇条書き問題を優先
  • Not問題を捨てる
  • ダブルパッセージは、2つ目の文章の下部と1つ目の文章の上部に答えのヒント

7. 生の英語に触れる機会を増やす

TOEIC 点数

あなたはTOEIC学習を行う時、生の英語に触れる機会をどれほど作っているだろうか?

実は、TOEICで点数が上がらない人は、教材がTOEIC参考書や問題集に偏りがちだ。結果、TOEICに関する知識量は増えるものの、肝心の英語力そのものが向上していない場合が多い。

そこで、英語力を高めるためには生の英語に触れることが一番だ。日本に住みながら生の英語に触れるためには、次の方法がある。

  • 英語のインターネットのサイトを見る
  • 洋書を読む
  • Youtubeや映画でたくさんの英語を聴く

生の英語に触れるためには、日本人が作った教材には別れを告げ無くてはならない。今はインターネットがあるので、安価あるいは無料でたくさんの英語に触れることができる。積極的に行っていこう。

8. 英会話・ライティングを勉強する

TOEICはリスニングとリーディングのみの試験構成となっているため、会話やライティングの練習をする人はほとんどいない。

しかし、リスニングあるいはリーディングスキルを単体で使うのは、映画鑑賞や読書など、極めて限定的な場面だ。日常では話すことと聞くこと、読むことと書くことは、たいていセットで行われる。

これら英語の4要素の関係を図にすると、次のようになる。

英語4技能の関係性

リーディングとリスニングは、情報のインプットの手段である。ここでライティングやスピーキング(会話)などのアウトプット系科目を取り入れることで、リーディング・リスニングの質は爆発的に向上する。

9. TOEIC対策スクールに通う

TOEIC 点数

これまで、TOEICの点数が上がらない時の様々な解決策を紹介してきた。どれも独学を前提としていたため、わかってはいても実行できないジレンマがある受験者は多いだろう。

そこでおすすめの方法が、思い切ってTOEIC対策スクールに通ってしまうことにある。スクールは格安から高額なところまで様々だが、ここでのポイントが「お金を払う」点にある。

人間は既に支払ってしまった費用を「もったいない」と感じる「サンクコストバイアス」を持っている。そのため、多少なりとも高額な費用を払うことで、強制的に引くに引けない状態にしてしまうことで、モチベーションを維持して勉強を続けることができる。

余談だが、今話題のライ◯ップは、このサンクコストバイアスを上手に使ったビジネスモデルを展開している。

10. TOEIC学習ブログを書く

TOEIC 点数

TOEICスコアが上がらない時の解決策、最後の項目がTOEIC学習ブログの執筆だ。これには次の2つの効果がある。

  1. 勉強していることを公言する、コミットメントの効果
  2. 執筆を通じて情報整理ができるため、TOEICへの理解度が上がる

1つ目は、TOEICの勉強をしていることを公にすることで、「周りに見られている」というプレッシャーを自分にかけることができる。プレッシャーに対して能力を発揮できるタイプの人に、オススメだ。

2つ目は、アウトプットを行うことでインプットの質を上げることを目的としている。思考を言語化して表現するためには高いレベルの理解度が必要なため、ブログ執筆を通してTOEICへの理解を深める事ができるのだ。

実際に筆者もトイグル執筆を通じて、TOEICへの理解度が格段に上がった実感がある。

*まとめ

これまで、TOEICの点数が上がらない時の対策方法を紹介してきた。それらをまとめると、次のようになる。

  1. スランプの原因を探る
  2. 圧倒的な勉強時間を確保する
  3. 模試や問題集を優先する
  4. 学習環境を変える
  5. 目標スコアを見直す
  6. 試験テクニックを練習する
  7. 生の英語の触れる機会を増やす
  8. 英会話・ライティングを勉強する
  9. TOEIC対策スクールに通う
  10. TOEIC学習ブログを書く

これらすべてを一気に始める必要はない。おそらく3つか4つを同時並行させることが限度だろうが、十分な効果を発揮するはずだ。

*当記事を読んでもっと知りたいと思った方は、次のエントリーも参考にしていただきたい。

Good luck!

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