英語の否定形一覧と使い方

negation

英語の否定形とは、notなどに代表される語句を使うことで、文章全体を「〜でない」の意味で否定にすることを指す。否定は通常の文章だけでなく、疑問文や命令形に使用することも可能だ。

このように、否定形のコンセプトそのものは決して複雑ではない。しかし、いざ否定の文法を使おうと思った時、スムーズに用法が浮かばないこともあるだろう。

そこでトイグルでは、英語の否定形の使い方をまとめた。箇条書き形式にしたため、目次からいま探している情報を見つけていただくと幸いだ。

*目次

  1. be動詞の否定形
  2. 一般動詞の否定形
  3. 完了表現の否定形
  4. 名詞表現を使った否定形
  5. 副詞表現を使った否定形
  6. 未来の表現の否定形
  7. To不定詞の否定形
  8. -ing形の否定形
  9. 疑問文の否定形
  10. 否定の疑問文への答え方
  11. 否定の命令形
  12. 否定の接頭辞
  13. まとめ

1. be動詞の否定形

be動詞に直接notをつけることで、「〜でない」の意味で否定形を作ることができる。

  • I am not Tom. (私はトムではありません)
  • You are not going to Tokyo, right? (あなたは東京に行かないんですよね?)
  • My boss and I were not in the office. (上司と私は事務所にいませんでした)

be動詞とnotは短縮形を使うことができる。これは会話やカジュアルな文章で使われる表現である。

  • is not: isn’t
  • are not: aren’t
  • was not: wasn’t
  • were not: weren’t

尚、かつてはam notをain’tと短縮したが、現代では使われない。そのため、am notには短縮形が存在しない。

もしbe動詞と名詞がすでに省略形になっている場合、短縮形のnotを使うことはできない。

  • It’s not difficult. (それは難しくない)

2. 一般動詞の否定形

be動詞以外の一般動詞では、主語のタイプに合わせてdo/does/didを使用し、これらの語句にnotを用いて否定形を作る。

*主語が単数形の場合

  • I do not use a laptop. (私はノートパソコンは使いません)
  • You do not use a laptop. (あなたはノートパソコンを使いません)
  • He does not use a laptop. (彼はノートパソコンを使いません)

*主語が複数形の場合

  • We do not know that. (私たちはそれを知りません)
  • You do not know that. (あなたはそれを知りません)
  • Ken and I do not know that. (ケンと私はそれを知りません)

do/does/didとnotは短縮形を使うことができる。これは会話やカジュアルな文章で使われる表現である。

  • do not: don’t
  • does not: doesn’t
  • did not: didn’t

主たる動詞がdoの場合でも、否定の際はdo/does/didにnotを使用する。

  • John didn’t do his homework. (ジョンは宿題をやらなかった)

3. 完了表現の否定形

現在完了形、あるいは過去完了形の否定形は、have/has/hadに直接notをつける。

*主語が単数形の場合

  • I have not done today’s report. (私は今日のレポートが終わっていない)
  • You have not done today’s repot. (あなたは今日のレポートが終わっていない)
  • He has not done today’ report. (彼は今日のレポートが終わっていない)
  • Ken had not done his homework when his mother asked. (ケンの母が尋ねた時、彼はまだ宿題が終わっていなかった)

*主語が複数形の場合

  • We have not done today’s report. (私たちは今日のレポートが終わっていない)
  • You have not done today’s repot. (あなたたちは今日のレポートが終わっていない)
  • They have not done today’s repot. (彼らは今日のレポートが終わっていない)
  • Ken and I had not done the homework when my mother asked. (私の母が尋ねた時、ケンと私はまだ宿題が終わっていなかった)

have/has/hadとnotは短縮形を使うことができる。これは会話やカジュアルな文章で使われる表現である。

  • have not: haven’t
  • has not: hasn’t
  • had not: hadn’t

主たる動詞がhaveの場合でも、完了形の否定にはhave/has/hadにnotを使用する。

  • I have not had enough time to forget about him. (私は彼について忘れる十分な時間がない)

4. 名詞表現を使った否定形

NoやNoneを使うことで、「ゼロの〜」の意味で、notを使わずに否定の表現をすることができる。

  • We have no tickets. (私たちはゼロ枚のチケットを持っている=私たちはチケットを持っていない)
  • None of us came to see her. (私たちのうちのゼロ人は彼女に会いに行った=私たちの中で彼女に会いに行った人はいない)

Nobody(誰も〜でない), No one(誰も〜でない), Nothing(何も〜でない)などの語句には、既に否定の意味が含まれている。そのため、これらの語句を使用する際は、notを使う必要はない。

  • Nobody responded. (誰も返事をしなかった)
  • No one can remember his name. (彼の名前を覚えられる人はいない)
  • He is a consultant who knows nothing about your industry. (彼はあなたの業界について何も知らないコンサルタントだ)

尚、No oneを書くときはNoとoneの間にスペースを入れる。

neither(どちらも〜でない)を使うことで、2つ以上の名詞にnotを使わず、否定表現にすることができる。

  • Neither my mother nor I speak English. (私の母と私はどちらも英語を話さない)

5. 副詞表現を使った否定形

neverを使うことで、「決して〜ない」の意味で、notを使わずに否定の表現をすることができる。

  • I have never been to Japan. (私は日本に行ったことがない)

尚、neverはnotよりも強い否定のニュアンスが含まれる。

Nowhereを使うことで、「どこも〜でない」の意味で、notを使わずに否定の表現をすることができる。

  • There was nowhere to sit. (座れるところがどこにもない)

Neitherは否定形の文章への返答として使うこともできる。

  • A: I have never been to Japan. (私は日本に行ったことがありません)
  • B: Me neither. (私もありません)

6. 未来の表現の否定形

英語の時制は現在と過去しか存在しない。そのため、未来に関する情報はwillやcanなどの助動詞を用いて表現する。

助動詞にはnotやneverなどの語句を使うことで、否定形にすることができる。

  • I will not go to Italy this summer. (私は今年の夏、イタリアに行かないでしょう)
  • You should never use your laptop. (あなたはもうノートパソコンを使わないほうがいい)
  • She ought not to have finished the task. (彼女はそのタスクを完了させるべきではなかったのに)

多くの助動詞とnotは短縮形を使うことができる。これは会話やカジュアルな文章で使われる表現である。

  • will not: won’t
  • would not: wouldn’t
  • shall not: shan’t
  • should not: shouldn’t
  • cannot: can’t
  • could not: couldn’t
  • must not: mustn’t

can notは習慣的にcannotとスペースを空けず続けて書く。

時折、might notとought not toは、mightn’tとoughtn’tと省略されることもある。また、may notがmayn’tと省略されることは、現代英語では極めて稀である。

7. To不定詞の否定形

英語の文章内でTo不定詞を用いて情報を追加する場合、To不定詞の直前にnotをつけることにより、否定形にすることができる。

  • I decided not to go to the restaurant. (私はそのレストランに行かないことに決めた)

8. -ing形の否定形

英語の文章内で-ing形を用いて情報を追加する場合、-ing形の直前にnotをつけることにより、否定形にすることができる。

  • He stood there, not knowing what to do. (彼は何をすべきかわからずそこに立っていた)

9. 疑問文の否定形

疑問文を否定形にすることができる。その場合、否定の短縮形の使う。

  • Aren’t you happy? (あなたは幸せではないですよね?)
  • Don’t you think the project is going well? (そのプロジェクトがうまく行っていると思わないですか?)
  • Why didn’t he win the game? (なぜ彼はその試合で勝たなかったの?)

一部の表現は、文字通りの意味と若干異なるニュアンスを持つ。

  • Why don’t you go to the library? (なぜあなたは図書館に行かないの?=図書館に行けばいいのに)

10. 否定の疑問文への答え方

日本語の場合、疑問文が肯定・否定にかかわらず、相手への同意に対して「はい/いいえ」と答える。

  • あなたは宿題をやっていないですよね?
  • ⇒はい、やっていません。
  • ⇒いいえ、やりました。

しかし、英語の場合、疑問文が肯定・否定にかかわらず、肯定の内容にはYes、否定の内容にはNoと述べる。

  • Didn’t you do your homework? (あなたは宿題をやっていないですよね?)
  • ⇒Yes, I did. (私は宿題をやりました)
  • ⇒No, I didn’t. (私は宿題をやっていません)

このように、日本語と英語ではYes/Noの解釈が逆となる。注意しよう。

11. 否定の命令形

命令形を否定で使う場合、文頭にDo not/Don’t/Neverなどの否定を表す語句をつける。

  • Do not enter my room. (私の部屋に入らないで)
  • Don’t walk so fast. (そんなに早く歩かないで)
  • Never ask me the same question. (その同じ質問を二度としないで)

12. 否定の接頭辞

接頭辞とは、単語の頭につけるパーツを指す。否定を意味する接頭辞を使うことで、その単語に否定的な意味を加えることができる。

12-1. 否定の接頭辞(動詞)

接頭辞 意味
de- 否定・下降 devalue(価値を減じる)
dis- 反対・欠如 disappear(消える)
un- ~でない unload(荷物を降ろす)

12-2. 否定の接頭辞(名詞)

接頭辞 意味
anti- 反、非、対 antithesis 
counter- 反対 counterclockwise(反時計回り)
dis- 反対、欠如 disease(病気)
in- 反対の inability(無能)

12-3. 否定の接頭辞(形容詞)

接頭辞 意味
dis- 反対、欠如 dissimilar(似ていない)
im-/in-/ir-/il- 反、非、対 impossible(不可能な)
non- 非、不、無 non-fiction(ノンフィクションの)
un- ~でない unhappy(不幸せな)

13. まとめ

当エントリーでは、英語で否定を表現するための様々な方法をまとめてきた。

多くの場合、notを使うことで否定の意味を表すことができる。しかし、それ以外の多彩な方法も可能なため、英語を学ぶ上で覚えておくと良いだろう。

Good luck!

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