グラフで見るTOEIC受験者数の推移と今後のトレンド

TOEIC 受験者数

TOEICは、今もっとも注目を浴びている資格試験の1つだ。

経済のグローバル化に伴い、英語の重要性はますます高まっている。TOEICは社会人の英語コミュニケーションスキルを測る試験として、国内では不動の地位を築いていると言えるだろう。

そこで当エントリーでは、グラフを使ってTOEIC受験者数の推移を明らかにしていきたい。TOEICを志す人であれば、知っておいて損はない内容のはずだ。

*目次

  1. TOEICテストの受験者数
  2. TOEIC S&Wテストの受験者数
  3. TOEIC Bridgeの受験者数
  4. TOEICプログラム総受験者数
  5. 今後の受験者数の予測

1. TOEICテストの受験者数

はじめに、TOEICテストの受験者数から見ていこう。これはTOEIC S&W(スピーキング&ライティング)及びTOEIC Bridgeを除く、一般的なTOEIC試験の受験者数データとなる。

次のグラフは、過去10年分のTOEIC受験者数の推移を表している。上の折れ線がTOEIC受験者数、下の棒グラフの左がIPテスト(団体受験)、右が公開テスト(個人受験)の受験者数となる(単位は千人)。

TOEIC受験者数の推移

このデータから、トイグルでは次の点に注目をしたい。

  • 受験者数は増加傾向にある。例えば10年前の2005年には約150万人だったが、2014年はその1.6倍にあたる約240万人が受験した。
  • すべての年において、IPテスト(団体受験)のほうが公開テスト(個人受験)よりも多い。
  • 公開テストは年間10回行われ、2014年は約111万人が受験した。単純計算すると、毎試験で11万人強が受けている。

2. TOEIC S&Wテストの受験者数

続いて、TOEIC S&Wテストの受験数を検証していこう。S&Wテストはスピーキング(会話)とライティング(英作文)に特化した試験であり、通常のTOEICとは別で開催される。

次のグラフは、過去5年分のTOEIC S&W試験の受験者数の推移を表している。

TOEIC S&W受験者数

受験者は急激に伸びており、2014年は24,000人が受験した。これは2010年の約3倍、2013年の約2倍に当たる。

ただし、一般的なTOEICが240万人の受験者を集めていることに比べ、S&Wの規模感はその100分の1にすぎない。トイグルでは、その原因は次の3つにあると考えている。

  • 日本人にとってスピーキングとライティングがまだ一般的ではない
  • 企業がS&Wのスコアをまだ重要視していない
  • 受験料が10,260円と高額

3. TOEIC Bridgeの受験者数

次はTOEIC Bridgeである。TOEIC Bridgeは英語初級者向けのTOEIC試験と位置づけされており、難易度が低めな入門編と言える。

次のグラフは、過去5年分のTOEIC Bridge試験の受験者数の推移を表している。

TOEIC Bridge受験者数

ジグザグの形になっているが、毎年概ね21万人の人々が受験している模様だ。

4. TOEICプログラム総受験者数

それでは、TOEICテスト・S&W・Bridgeの3試験を合計した総受験者数を、それぞれの試験と比較してみよう。

TOEIC 総受験者数

TOEICテスト(公開・IP)のインパクトが大きいため、総受験者数の推移はぴたりとTOEICテストと重なっている。

このように比較すると、S&WやBridgeはまだ存在感が出きっていない試験であることがわかる。また、S&Wテストの受験者はTOEICテストも受験している可能性が高いため、それぞれの受験者数には若干の重複がある点にも注意が必要だ。

5. 今後の受験者数の予測

最後に、今後のTOEICプログラムのトレンドを予測してみたい。

世界的には英語の4技能を平行して伸ばしていこうという機運が高まっている。事実、留学生向けに提供されるTOEFL(トーフル)やIELTS(アイエルツ)では、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4科目が等しいウエイトで配点されている。

しかし、TOEICは2016年5月から問題の改正が行われるものの、リーディング・リスニングの2科目試験である状態に変更はなかった。当面はこれまで通りのTOEICテストが主流となっていくだろう。

ただし、S&Wテストの受験者数はしばらくの間、増加していくことが予想される。特に、TOEICは2016年1月からスピーキング単体で試験を受けれるようになった。スピーキング試験の需要がより高まるものと思われる。

日本人はスピーキングとライティングが苦手だ。これらアウトプット系の科目は一夜漬けで習得できるものではない。英語力を武器に戦っていきたいビジネスパーソンは、早いうちからS&Wにも力を入れておくといいだろう。

*当記事を読んでもっと知りたいと思った方は、次のエントリーも参考にしていただきたい。

Good luck!

*参考文献

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