10年ぶりの英語でTOEIC400点を達成する方法まとめ

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「TOEIC 400点を目指している。しかし、英語は10年ぶりなので何をしていいのかわからない」

このようなお悩みを持った大人の英語学習者は多いはずだ。しかし、書店のTOEIC入門書を購入しても、設問の解き方は載っているものの、日々の勉強方法について書かれたものは少ない。

そこでトイグルでは、10年ぶりに英語を再会する社会人が、TOEIC 400点を取るための全手法をまとめた。TOEIC 400点の英語レベル、リスニング及びリーディングの勉強法、おすすめの参考書とアプリなど、400点を取るためのあらゆるノウハウが網羅的にまとまっている。

TOEICはビジネスと同様、戦略が結果に大きな影響を与える。賢く勉強し最短で目標達成しよう。

*目次

  1. TOEIC400点のレベル
  2. リスニング勉強法
  3. リーディング勉強法
  4. おすすめ参考書
  5. おすすめアプリ
  6. まとめ

1. TOEIC400点のレベル

はじめに、TOEIC400点の英語レベルを様々な角度から分析していこう。学習の基礎知識として役に立つはずだ。

1-1. TOEIC400点は学習のスタートライン

TOEIC400点のレベルを、トイグルでは次のように定義している。

400点はTOEIC学習のスタートライン

(トイグル)

TOEICは990点満点の試験であり、平均はおよそ580点。しかし、これは上級者も含めた全受験者の平均であるため、初心者が平均と比較しても意味がない。

ここで、TOEICスコアの分布を見てみよう。横軸はスコア、縦軸はそのスコアレンジに収まる受験者の割合を指す。

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(出典: 国際ビジネスコミュニケーション協会)

赤い棒グラフが示すように、TOEIC400点台を取る人は、全受験者の約18%を占める。数としては比較的多く、10年ぶりの英語なら決して低い目標でないことがお分かりいただけるだろう。

1-2. TOEIC400点は英検準2級とほぼ同等

それでは、TOEIC400点はどの程度の難易度なのだろうか? これを、我々が馴染みのある英検を目安にして考えてみよう。

TOEIC協会によれば、英検準2級を持っている人のTOEICスコアの平均は402点である。したがって、TOEIC400点は英検準2級とほぼ同等と言って良いだろう。

TOEIC400点は英検準2級とほぼ同等のレベル

(トイグル)

英検準2級は高校中級程度と言われる。中学英語よりは難しいが、大学入試センター試験より難易度は低い。

ただし、ほとんどの日本人は高校で英語を勉強している。そのため、TOEIC400点はかつて習った英単語・文法を「思い出す」ことが学習の中心となるだろう。

※英検とTOEICは異なる試験形式のため、ここで紹介したスコア換算は統計的な目安となる。当該TOEICスコアを持っていれば、直ちに英検準2級が取れるわけではない。

1-3. TOEIC400点に必要な勉強時間

次に、TOEIC400点取得に必要な勉強時間を明らかにしていこう。次のデータは、現在のTOEICスコアから目標スコアに達成するまでの平均学習時間を表している。

TOEIC350点から450点: 225時間

(出典: Saegusa 1985より)

TOEICはマークシート型で4択の試験なので、すべてを適当に答えても計算上は4分の1ほど正解することになる。TOEICで4分の1の設問に正解すると約335点のため、350点は10年ぶりの英語学習者が多少の勉強をしてから解いた時のスコアに近い。

さて、TOEIC350点から450点にスコアを上げるまで、最低225時間の学習が必要となる。

平日の月・水・金に1時間ずつ、土日に4時間ずつ、合計で月間44時間をTOEIC学習に確保すると、理論上5ヶ月程度で達成することになる。

しかし、前述のように日本人はTOEIC400点の基礎を持っている。また、TOEIC400点は試験への慣れやテクニックでカバーできる範囲が大きいため、実際はもっと早い時期に達成できることが多い。

1-4. TOEIC400点に必要な正答率

TOEICはリスニングとリーディングの2セクションから構成される試験だ。それぞれ495点満点で、合計すると990点満点となる(1,000点満点ではない)。

受験者によって得意・不得意は異なるため、ここではリスニング・リーディング共に200点ずつ取り、合計400点を目指すと仮定しよう。その場合、各セクションで必要な正答数の目安は次のようになる。

*TOEIC400点に必要な正答数の目安

  • リスニング: 28問/100問中
  • リーディング: 36問/100問中

TOEICは特殊な統計処理を加えてスコアを算出するため、リスニングとリーディングでスコア配分が異なる。そのため、リスニングは最低28問、リーディングは最低36問が、各セクションで200点に到達するための目安となる。

※TOEICスコアはその回の全受験者のスコア分布が加味されるため、毎回素点とスコアの割合が異なる。こちらの計算はあくまで目安としよう。

1-5. TOEIC400点と就職・転職活動

残念ながら、TOEIC400点では新卒・中途ともに、就職試験でアピールできるレベルに達していない。

新卒は最低650点、中途は750点が、採用活動でTOEICを自己アピールの武器にできる目安になるだろう。

2. リスニング勉強法

それでは、ここからTOEIC400点を取るための具体的な勉強法を紹介していく。まずはリスニングセクションの戦略を立てていこう。

TOEICリスニングは、次の4セクションで構成されている。

  • TOEIC Part1: 写真描写問題
  • TOEIC Part2: 応答問題
  • TOEIC Part3: 会話問題
  • TOEIC Part4: 説明文問題

このうち、Part3とPart4は長文音声が流れるため、難易度が高い。TOEIC 400点目標の場合、まずはPart1とPart2に学習時間を投入し、正答率を上げていこう。

リスニング対策の3つの勉強法を紹介したい。

2-1. プロソディ・シャドーイングで英語の音に慣れる

英語初心者の場合、問題を解く以前に、英語の音声そのものに慣れることが重要だ。そこで効果を発揮する練習法にプロソディー・シャドーイングがある。

まず、シャドーイングとはテキストを見ずに英語の音声を聞きながら、その音声を真似て声に出す練習法のことを指す。

お手本を見てみよう。

シャドーイングはリスニング力向上に非常に効果的なトレーニングである。しかし、英語初心者が先のビデオのような完璧なシャドーイングを行うことは難しい。

そこで、初心者におすすめするのがプロソディー・シャドーイングだ。これは、シャドーイング中に単語や文章の意味をあえて無視し、英語の発音とリズムのみに注意を向ける方法を指す。

市販のシャドーイング用教材を買ったら、次の手順で実践してみよう。

*プロソディー・シャドーイングの手順

  1. リスニング: テキストを見ずにCDで音声を何度か聴いて、全体のイメージを掴む
  2. マンブリング: 音声を聞きながら、口の中でぶつぶつとつぶやく。音声が難しすぎないかチェック
  3. パラレルリーディング: テキストを見ながら音声を聴き、それを声に出す。本番のためのウォーミングアップ
  4. 英文の意味のチェック: わからない単語や文章を辞書で調べ、英文の意味を把握する
  5. プロソディ・シャドーイング: 音声を聞きながらテキストを見ずに英文を復唱する。ここでは英文の意味は無視していいので、英語の発音とリズムを感覚でつかむようにする。複数回行うと効果的。

はじめは英語の音も意味も理解できず、「作業」のように感じるかもしれない。しかし、何度か実践し慣れてくると、音が脳にスッと入ってくる感覚がつかめるようになるはずだ。

プロソディー・シャドーイングを練習することで、TOEICリスニングセクションを解く基礎力をつけることができる。1日30分以内でいいので、頑張って毎日続けてみよう。

2-2. Part1の人物写真対策

TOEIC Part1は写真描写問題だ。1つの設問に対して1枚の写真が掲載されている。英語の音声が4つほど流れるので、その中で最も適切に写真を表している選択肢を選ぶ。

400点を狙う場合、写真の中に人物が1人だけ写っている「1人の人物問題」と、人物が2人写っている「2人の人物問題」を重点対策するようにしよう。これらは設問パターンが一定で、比較的難易度が低い。

*1人の人物問題のコツ

1人の人物写真では、その人物の行動に関する設問が約8割となっている。そのため、Part1の中でも難易度が低い部類に入る。

例を見てみよう。

TOEIC Part1 コピー機を使う人

ここでは、特に以下の点に注意して写真の先読みを行ってほしい。

  • 誰が (職業、服装、衣装、メガネ、ヘッドホン、持ち物・・・)
  • どこで (会議室、病院、車内、キッチン、屋外、店内・・・)
  • 何を (新聞、パソコン、ドリル、ペンキ、書類、傘、コップ、食べ物・・・)
  • どのように (掴んでいる、拾っている、検査している、見ている、作っている、読んでいる、食べている・・・)

TOEIC Part1 コピー機を使う人 ポイント

この例に関して、以下の4つの音声が流れたとする。

  • (A) She’s cleaning the room.
  • (B) She’s using a photocopier. 
  • (C) She’s talking on the phone.
  • (D) She’s holding some bags.
  • (A)は「彼女は部屋を掃除している」だが、そのような様子は伺えない。よって不正解。
  • (B)は「彼女はコピー機を使っている」であり、これが正解。
  • (C)は「彼女は電話で話している」であるが、これも写真とは異なる。よって不正解。
  • (D)は「彼女はいくつかの鞄を持っている」だが、彼女が手にしているのは紙だ。よって不正解。

*2人の人物問題のコツ

2人の人物問題では、その人物の行動や共通点について問われることが多い。

例題見てみよう。

TOEIC Part1 会話をしている人

注目すべきポイントは次の通りだ。

  • 誰が (ふたりの関係性、ふたりの服装、ふたりの職業・・・)
  • どこで (会議室、病院、車内、キッチン、屋外、店内・・・)
  • 何を (新聞、パソコン、ドリル、ペンキ、書類、傘、コップ、食べ物・・・)
  • どのように (掴んでいる、拾っている、検査している、見ている、作っている、読んでいる、食べている・・・)

TOEIC Part1 会話をしている人のポイント

この例に関して、以下の4つの音声が流れたとする。

  • (A) They’re having a conversation. 
  • (B) They’re all wearing glasses.
  • (C) They’re reading some documents. 
  • (D) They’re eating lunch.
  • (A)は「彼らは会話をしている」であり、これが写真を正しく描写している。よって正解。
  • (B)は「彼ら全員はメガネをかけている」だが、右の女性はメガネをかけていない。よって不正解。
  • (C)は「彼らは書類を読んでいる」だが、そのような様子には見えない。よって不正解。
  • (D)は「彼らは昼食を取っている」だ。確かにコーヒーカップはあるものの、写真から昼食を取っていることを断言できない。よって不正解。

2-3. Part2で劇的に正答率を上げる「KWを避ける技術」

TOEIC Part2は応答問題だ。

受験者ははじめに、ワンセンテンスだけの短い英文を聞く。そして、それに対する返答を3つ音声で聞き、意味的に最も自然な選択肢を選ぶ。

ここでは、Part2の正答率を劇的に上げる「キーワードを避ける技術」を紹介しよう。これは、質問文で使われていた単語が含まれる選択肢は引っ掛けのため、選ばないというテクニックとなる。

例を使って、具体的に説明していこう。

Where is the post office?

  • (A) I went to my office.
  • (B) It is across the street.
  • (C) No, not at all.

質問は「Where is the post office? (郵便局はどこにありますか)」という、シンプルな英文である。しかし、リスニング力が足りなかったり集中力が切れていると、英語の意味がすぐに理解できないことがある。

ここで混乱した受験者は「そういえば質問文でofficeと出てきたから」と、同じくofficeが含まれる(A) I went to my office.を選んでしまいがちだ。Part2はこのような受験者の心理バイアスを織り込んでいるため、重複キーワードのある選択肢の約8割を不正解の内容にしている。

したがって、重複キーワードが入った選択肢は引っ掛けの可能性が高いため、釣られて選ばないように注意しよう。

※一部の難問では、重複キーワードが入った選択肢も答えになりうる場合がある。

3. リーディング勉強法

続いて、リーディングセクションの3つの勉強法を解説しよう。 

TOEICリーディングは次の3セクションで構成されている。

  • TOEIC Part5: 短文穴埋め問題
  • TOEIC Part6: 長文穴埋め問題
  • TOEIC Part7: 読解問題

TOEIC 400点を目指す場合、Part5及びPart7前半の難易度が低い問題を重点対策したい。勉強法を紹介していこう。

3-1. 中学レベルの単語を復習する

英語初心者が400点を目指すのに当たって、はじめから市販の問題集を使って練習問題を解くことはおすすめしない。TOEICは英検と違って、全レベルの受験者が同じ試験を受けるため、問題集は難易度が高すぎてモチベーションを下げるだけの結果となるだろう。

そこで初心者が先にすべきことは、単語の復習だ。冒頭で説明したようにTOEIC400点は高校中級レベルである。そのため、中学・高校レベルの英単語を「思い出す」だけでいいのだ。

英単語は次のように勉強しよう。

  1. 市販の単語帳を購入(トイグルのおすすめは『4. おすすめ参考書』を参照)
  2. 単語のスペルと意味を紙に書いて覚える
  3. 少量でいいので、単語学習は毎日行う
  4. 週末にその週に学習した単語を総復習

ここでの目的は1つでも多くの英単語に「出会う」ことにある。これからリスニング・リーディングの勉強を行っている中で、事前に学んだ単語に「再開」すると、記憶の定着率は格段に上がる。今はその下地を作るプロセスとなるのだ。

したがって、今の時点で単語を完璧に暗記することはできないし、その必要もない。単語を学びながらアルファベットにも慣れ、英語の総合力を鍛えていこう。

3-2. Part5は品詞問題を重点対策

TOEIC Part5は短文穴埋め問題だ。英語の文法及び語彙力が問われる。

TOEIC 400点目標の場合、出現頻度が高く、かつ設問パターンが一定な品詞問題を対策しよう。

例を見てみよう。

The _____ businessperson always wakes up early.

  • (A) succession
  • (B) successful
  • (C) success
  • (D) succeed
  • (A)のsuccessionは「連続」という意味の名詞。文法的に名詞+名詞の組合せは可能だが、「連続したビジネスパーソンは常に早起きする」は文として意味不明。従って不正解。
  • (B)のsuccessfulは「成功する」を意味する形容詞。形容詞は名詞に意味を追加する役割を持っているので、文法的に正しい。「成功するビジネスパーソンは常に早起きする」は意味的にもつながるので、これが正解。
  • (C)のsuccessは「成功」を意味する名詞。「成功ビジネスパーソンは・・・」はやはりおかしいので、不正解。そもそもsuccess businesspersonという言い方を英語ではしない。
  • (D)のsucceedは「成功する」を意味する動詞。しかしこの文の動詞はwakes upであり、空白の位置に動詞がくることはあり得ない。従って不正解。

これら品詞が文中で使われる位置には、文法的な規則性がある。Part5で問われる4品詞の主なポジションを事前に知っておこう。

*名詞の位置

  • 冠詞(a/anとthe)の直後 (例: I will send you a document this afternoon. 午後にあなたに書類を送ります。)
  • 所有格(his, its等)の直後 (例: I found my keys in my shirt pocket. シャツのポケットから鍵を発見した。)
  • 動詞の直後 (例: He conducted brainstorming. 彼はブレインストーミングを行った。)
  • 文の主語(The sport center is closed today. スポーツセンターは今日閉まっている。)

*動詞の位置

  • 主語の直後 (例: I found my keys in my shirt pocket. シャツのポケットから鍵を発見した。)
  • 助動詞の直後 (例: You might find it surprising. あなたはそれに驚くかもしれない。)
  • 分詞構文 (例: Having said that, how are you going to deal with the problem? それを踏まえた上で、どうやってその問題に対処しますか?)
  • 命令形 (例: Take a look at the picture. その絵を見てください。)

*形容詞の位置

  • 名詞の直前 (例: I bought beautiful flowers. 私は美しい花を買いました。)
  • be動詞の直後 (例: He is handsome. (彼はハンサムだ。)

*副詞の位置

  • 名詞と動詞の間 (例: I unconsciously pushed the button. 私は無意識にボタンを押していた。)
  • 受動態のbe動詞と過去分詞形の間 (例: The desk was completely broken. その机は完全に壊れた。)
  • 現在完了及び過去完了のhave/has/hadと動詞の間 (例: I have actively involved in the process. 私は積極的にそのプロセスに参画しています。)
  • 形容詞の直前 (例: The new smartphone is absolutely incredible. その新しいスマートフォンは間違いなく素晴らしい。)
  • 分詞構文の前 (例: Conservatively speaking, how hard could that be? 控え目に言っても、それはそれほど難しいことだろうか?)

副詞は他にも、文中の様々な位置にて使われる。

3-3. 長文読解のコツは主語・動詞・目的語を見抜くこと

TOEIC Part7は長文読解問題だ。めまいがしてしまうほどの長文を効果的に読むためには、単語の文法的な役割を知る事が重要だ。

まず、英語の文章とは、異なる意味を持った単語の集合体ではない。それぞれの単語には文章内での役割があり、代表的なものに主語・動詞・目的語がある。

  • 主語: 文章の主人公。英語では1つの文章に1つの主語。
  • 動詞: 主人公の動作や状態を表す語句。英語では1つの文章に1つの動詞。
  • 目的語: 主語の動作の対象となる語句。目的語たいてい1つか2つ存在する。
  • 追加情報: これら3つ以外のすべての語句。

英語では、書き手の表現したい内容によって、英単語を今挙げた4つの役割のいずれかに分類し使用する。

主語 英語2_160223.001

少し難しい文章だが、例を見てみよう。

  • The whole class went to the beach after the exam finished. (クラスのみんなは試験が終わった後、ビーチに行った。)

主語・動詞・目的語に分解すると、次のようになる。

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このように語句の役割を識別することで、英語の文章が単なる単語の羅列から、意味を持ったメッセージへと生まれ変わる。

難しい文章は単語の意味を辞書で調べつつ、その語句の文章内での役割を知るようにしよう。これを繰り返せば読解力は向上していく。

4. おすすめ参考書

続いて、TOEIC 400点を取るために役立つおすすめ教材を紹介していこう。

4-1. 参考書

こちらの「英語シャドーイング超入門」は、当エントリーで紹介したプロソディー・シャドーイングのトレーニングに役立つ練習帳だ。ステージ0から3までの4段階に分かれており、段階的にシャドーイングの練習を行うことができる。

本書は日常会話で使われるカジュアルな表現や、TOEIC Part3を髣髴とさせる会話など、実践とテスト対策の両方に役立つ。

4-2. 問題集

「TOEICテスト 公式プラクティス リスニング編」は、TOEIC公式協会が出版しているリスニングの問題集だ。

これは設問だけでなく、各パートの勉強法もセットになった総合参考書となっている。英語は大学受験以来10年ぶりというような初級者の方に最適な入門編と言える。

同シリーズの「TOEICテスト 公式プラクティス リーディング編」も併せて活用すると成果が上がるだろう。

4-3. 模試

TOEIC 400点目標の段階であれば、模試を活用する場面は少ない。模試は本番試験と同じ難易度のため、初心者にとっては難しすぎて学習成果が出ないだろう。

しかし、現状把握や本番慣れのために、模試を解くことは決してマイナスにはならない。そこでおすすめなのが「TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編」だ。こちらはTOEIC唯一の公式問題集のため、本番同様の良質な問題が詰まっている。

400点を突破したらゆくゆくは必要になる、全受験者必須の模試と言えよう。

4-4. 単語帳

単語帳でおすすめの一冊が、カリスマ予備校講師として知られる関正生先生の「世界一わかりやすい TOEICの英単語」だ。

この本では驚くべきことに、収録単語1つ1つに対し、語源やTOEICでの出題傾向が解説されてる。単なる単語の羅列になりがちなTOEIC単語帳の中で、おそらく最も初心者に易しい教材ではないだろうか。

4-5. 文法参考書

文法参考書として『10年ぶりの英文法』を紹介しよう。文字通り、10年あるいはそれ以上の英語ブランクが空いた方が、一から英語をやり直すのに向いた本である。

最大の特徴は、英文法の機能を学習者目線で紹介している点にある。例えば、動詞であれば「文の心臓となる語句。動作や状態を表す」など、他の参考書が省略しがちな基礎の説明を丁寧に行っている。

285ページあるが、頭から最後までを完璧にこなす必要はない。気楽に取り組んでも成果がでる一冊である。

5. おすすめアプリ

TOEICは、スマートフォン向けアプリで学習することも可能だ。通勤電車や食事中などのちょっとしたスキマ時間に活用できるため、効率よく勉強を進めていこう。

5-1. やりなおし中学英単語 (無料)

やりなおし中学英単語

TOEICを志す人の中で、英語は大学以来10年ぶりという方も少なくないだろう。もう一度ゼロから英語をやり直したい方におすすめの単語アプリが『やりなおし中学英単語』だ。

こちらのアプリはその名前が示す通り、中学レベルの単語から復習し直すことができる。単語1つ1つの意味が日本語で示されるため、それをタップしていくだけの簡単な作りとなっている。

5-2. えいご上手 TOEIC®に勝つ中学英文法 (360円)

えいご上手 TOEIC®に勝つ中学英文法

「えいご上手 TOEIC®に勝つ中学英文法」は、中学文法を問題・リスニング・シャドーイングの3方向から学習できるアプリだ。理論よりも実践的な力を養えるように設計されている。

こちらのアプリの特徴は、中学文法のゴールがTOEICに設定されている点にある。特にTOEICで頻出する項目や、他のアプリではあまり扱われない「間接疑問文」や「付加疑問文」などを学習することができる。

5-3. TOEICテストリスニング360問 (120円)

TOEICテストリスニング360問

『TOEIC®テストリスニング360問』は、かつてApp Storeの教育カテゴリー有料部門で1位を取った、人気リスニングアプリだ。TOEIC Part1(写真描写)とPart2(応答問題)の2セクションの演習問題を解くことができる。

アプリ内ではそれぞれのパートが、600点・730点・860点対策の3レベルに分かれている。それぞれで120問の問題が用意されているため、今の実力にあった練習を積むことが可能だ。

6. まとめ

当エントリーでは、TOEIC 400点を独学で目指すための全手法をまとめた。

英語初心者にとって、TOEIC 400点は決して低い目標ではない。しかし、対策のツボをおさえて効率的に学習することで、短期間の間でも到達できることがお分かりいただけたと思う。

TOEICで目標達成を成し遂げ、ビジネスパーソンとしてのキャリアの広げてゆこう。

*当記事を読んでもっと知りたいと思った方は、次のエントリーも参考にしていただきたい。

Good luck!

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