新形式対応!TOEIC Part1の解き方と写真描写対策の全手法

TOEIC Part1は写真描写問題である。

6問しか出題されない小さなパートゆえ、参考書では対策が省略されることが多い。

そこでトイグルでは、Part1の設問形式を徹底解剖しながら、効果的な解き方を解説していきたい。

*当エントリーはTOEIC®試験の最新傾向を分析し、2017年3月に全面改訂されました。

*目次

  1. TOEIC Part1の基礎知識
  2. 全パターン共通の解き方
  3. 写真パターン別解答のポイント
  4. TOEIC Part1 頻出の単語
  5. TOEIC Part1 頻出の文法
  6. TOEIC Part1 おすすめ教材・アプリ
  7. まとめ

1. TOEIC Part1の基礎知識

TOEIC Part1はリスニング問題である。

問題用紙には、1つの設問に対して1枚の写真が掲載されている。英語の音声が4つほど流れ、その中で最も適切に写真を表している選択肢を選ぶ。

設問数は6つで、Part1全体で約3分強の時間がかかる。

例題を見てみよう。 

TOEIC Part1 例題

  • (A) They are about to leave.
  • (B) One of the men is reading a magazine.
  • (C) One of the men is pointing at something.
  • (D) They are in the pedestrian crosswalk.

(トイグルオリジナル問題)

正解は(C). 「男性のうちの1人は何かを指している」の意味。

Part1は写真の内容によって、1人の人物2人の人物3人以上の人物風景乗り物物が並んでいる写真問題の6パターンに分類できる。

  1. 1人の人物
  2. 2人の人物
  3. 3人以上の人物
  4. 風景
  5. 乗り物
  6. 物が並んでいる写真

それぞれの解き方は後ほど解説したい。

尚、Part1はリスニングの試験なので、文字起こしされた英文は印刷されていない。本稿では説明の都合上、文字で表現していく。

2. 全パターン共通の解き方

まずは、全出題パターンに共通の解き方を紹介しよう。

Part1で出題される英文はすべて「主語+動詞+目的語+追加情報」のシンプルな語順で構成されている。関係代名詞が挿入されたり、that節のthatが省略されたり… といった、複雑な文は出てこない。

そのため、Part1は語順を意識するだけで、聴き取り能力の大幅な改善が見込まれる

先ほどの例題を分析してみよう。

TOEIC Part1 語順

主語、動詞、目的語、追加情報と、語彙を綺麗に分類できることがわかる。

さて、Part1で正解となる選択肢は、常に「写真に写っている人・物に関する正しい記述」のみである。

一方、不正解の選択肢には3つのパターンがある。

  1. 存在する人・物に関する間違った記述
  2. 存在しない人・物に関する記述
  3. 写真から断定できない記述

ここから、主語、動詞、目的語、追加情報の各パーツの正誤を、音声を聴きながら即座に判断できるのが理想だ。

TOEIC Part1 語順

例えば、(A)なら主語They(彼ら)は写真内の2人を指すが、動詞are about to leave(出発しようとしているところだ)は「存在する人・物に関する間違った記述」である。よって不正解。

もちろん、英語初級者・中級者は、すべての語句を聴き取り、その正誤を瞬時に判断するのは難しいだろう。

しかし、900点以上を目指す上級者以外、Part1で完璧な聴き取りを目指す必要はない。

重要なのは、語順を意識することで、これまで「なんとなく」聴いていたのを、「目的を持って聴き取る」よう注意を向けることである。

あとは語彙力増強と設問慣れを通じ、Part1が「自信を持って解ける」ようになるはずだ。

3. 写真パターン別解答のポイント

Part1の基本がわかったら、次は写真のパターン別に、解答のポイントを理解していこう。

3-1. 1人の人物写真

1人の人物写真の約8割では、その人物に関する動作・状態が問われる。

例を見てみよう。

TOEIC Part1 コピー機を使う人

ここでは、特に以下の点に注意して写真の先読みを行ってほしい。

  • 誰が (職業、服装、持ち物・・・)
  • どこで (会議室、病院、オフィス・・・)
  • 何を (新聞、パソコン、コップ、食べ物・・・)
  • どのように (掴んでいる、拾っている、検査している、食べている・・・)

TOEIC Part1 コピー機を使う人 ポイント

尚、例えば「The copy machine is being used. (コピー機は使用されているところです)」のように、その人物以外について問われるひっかけが時折出題される。

ハイスコアを狙う上級者は、人物以外にも気を配ろう。

以下、1人の人物写真によく出るパターンを紹介したい。

*パソコンを操作している

TOEIC Part1 パソコンを使う人

*電話をしている

TOEIC Part1 電話をしている人

*芝を刈っている

TOEIC Part1 芝を刈っている人

*作業をしている

TOEIC Part1 作業をしている人

3-2. 2人の人物写真

2人の人物問題では、その人物の行動や共通点について問われることが多い。

例題を見てみよう。

TOEIC Part1 会話をしている人

注目すべきポイントは次の通りだ。

  • 誰が (ふたりの関係性、ふたりの職業・・・)
  • どこで (会議室、病院、店内・・・)
  • 何を (新聞、パソコン、食べ物・・・)
  • どのように (掴んでいる、拾っている、検査している、食べている・・・)

TOEIC Part1 会話をしている人のポイント

ここでも「There are two cups on the table. (テーブルの上にカップが2つあります)」のように、人物以外について問われる難問が出題されることがある。

上級者は写真の細部まで見れるようにしておきたい。

以下、2人の人物写真によく出るパターンを紹介しよう。

*会話をしている

TOEIC Part1 会話をしている人

*説明をしている

TOEIC Part1 説明をしている人

*作業をしている

TOEIC Part1 作業をしている人

*何かを見ている

TOEIC Part1 何かを見ている人

3-3. 3人以上の人物写真

3人以上の人物問題では、写真の全体像と個々の詳細が解答のポイントとなる。

TOEIC Part1 作業している人々

先読みの際は全体像及び、目立つヒト・モノに注意しよう。

  • 誰が (関係性、服装、職業・・・)
  • どこで (会議室、病院、屋外、店内・・・)
  • 何を (新聞、パソコン、ドリル、食べ物・・・)
  • どのように (話している、握手をしている、拾っている・・・)

TOEIC Part1 作業している人々 ポイント

以下、3人以上の人物写真の頻出問題を紹介する。

*プレゼンテーション

TOEIC Part1 プレゼンテーション

*作業をしている

TOEIC Part1 複数人の作業

*たくさんの人がいる

TOEIC Part1 たくさんの人

3-4. 風景写真

風景問題のポイントは主語を聴き取ることにある。

写真内のモノがバラバラに問われるため、主語から瞬時に対象物を見極める。

TOEIC Part1 住宅街

注目すべきは次の3点だ。

  • 場所はどこか (ビーチ、室内、高速道路、オフィス・・・)
  • 何があるか (海と砂浜、池、フェンス、机と椅子・・・)
  • 位置関係 (一つだけ置かれている、たくさん置かれている・・・)

TOEIC Part1 住宅街 ポイント

風景写真の頻出問題を紹介しよう。

*屋内

TOEIC Part1 目立つもの

*お店の中

TOEIC Part1 お店の中

*屋外

TOEIC Part1 屋外

3-5. 乗り物の写真

乗り物の写真は約8割の場合、その乗り物に関する内容が選択肢として問われる。

例を見てみよう。

TOEIC Part1 飛行機

次の点に注意して観察する。

  • 何の乗り物があるか (車、バイク、飛行機、船・・・)
  • どのような状態か (出発するところ、到着したところ、荷物が積まれているところ・・・)
  • 位置関係 (海の上、道路の上、家の横・・・)

TOEIC Part1 飛行機 ポイント

乗り物写真の頻出問題を紹介しよう。

*車

TOEIC Part1 車

*自転車

TOEIC Part1 自転車

*船・ボート

TOEIC Part1 船

3-6. 物が並んでいる写真

Part1では時折、モノが並んでいる写真が出題される。

例を見てみよう。

Part1 モノが並んでいる写真

モノが並んでいる写真では、出題のパターンが決まっている。

以下、頻出のフレーズを紹介しよう。

パターン1: 全体像について問われる
パターン2: 物の並び方について問われる
パターン3: 物の場所について問われる
パターン4: 物の向きについて問われる

4. TOEIC Part1 頻出の単語

Part1は他のパートと異なり、ここでしか登場しない「Part1特有の単語」が出題される。

以下、Part1頻出の語句の一部をまとめた。覚えておくと便利だ。

automobile(自動車)  lighthouse(灯台)
booth(ブース、小部屋) merchandise(商品)
cabinet(戸棚) mow(刈る)
cardboard box(ダンボール) pedestrian(歩行者)
cargo ship(貨物船) photocopier(コピー機)
cast a shadow(影を落とす) place(置く)
curb(縁石) pot(鍋、壺)
diner(食事する人) pottery(陶器)
discard(捨てる) shelter(シェルター)
equipment(設備) spectator(観客)
fountain(噴水) staircase(階段)
gaze(じっと見つめる) stroll(ぶらつく)
greet(挨拶をする) supply(在庫)
hang on(つかまる) sweep(掃く)
laboratory(実験室) taxi((飛行機が)移動する)
ladder(はしご) unfold(開く)
lamppost(街灯) unlock(開ける)
lawn mower(芝刈り機 ) wheelbarrow(手押し車)

5. TOEIC Part1 頻出の文法

Part1は語順がシンプルなゆえ、動詞の形にひねりを加える難問が出題される。

動詞は複雑な時制が使われるため、700点以上を目指す中・上級者は注意が必要だ。

以下、Part1によく出る動詞の形を覚えておこう。

TOEIC Part1 文法

6. TOEIC Part1対策 おすすめ教材・アプリ

対策を理解したら、実践練習を積むのが望ましい。トイグルのオススメ教材・アプリを紹介したい。

*公式TOEIC Listening & Reading 問題集2

『公式TOEIC Listening & Reading 問題集2』は、TOEIC公式問題集の最新版。本番同様の難易度で設問を解ける。

Part1は2回分が収録されている。TOEICを受験するなら必須の問題集だ。

*TOEICテストリスニング360問

TOEICテストリスニング360問

『TOEIC®テストリスニング360問』は、かつてApp Storeの教育カテゴリー有料部門で1位を取った、人気リスニングアプリだ。

Part1(写真描写)とPart2(応答問題)が、600点・730点・860点対策の3レベルに分かれている。

それぞれで120問の問題が用意されているため、今の実力にあった練習を積むことができる。

7. まとめ

当エントリーでは、TOEIC Part1対策について解説してきた。

存在感の薄いパートだからこそ入念に対策し、高得点が狙えるようにしたい。

当記事を読んでもっと知りたい!と思った方は、こちらの記事も参照いただきたい。

Good luck!

 

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