TOEICテクニック20選!いますぐ使える試験の裏ワザまとめ

TOEIC®はペーパーテストである以上、スコアを上げる試験テクニックが存在する。

テクニックは効率的な解き方をノウハウ化したものであり、目標達成には極めて有効な戦略と言える。

そこでトイグルでは、TOEIC®試験テクニック20選をまとめた。長文のため、目次から知りたい項目を参照いただけると幸いだ。

  • *「TOEIC」は米国Educational Testing Service(ETS)の登録商標です。
  • *記事内のAmazonリンクはアソシエイトリンクを使用しています。

*目次

  1. 文の4要素を意識して聴く(Part1)
  2. 時制の意味を意識する(Part1)
  3. 重複キーワードを避ける(Part2)
  4. 最初の一語を聴き取る(Part2)
  5. 設問を先読みする(Part3&Part4)
  6. 音声ジャンルから内容を推測する(Part4)
  7. 設問と音声の順番は概ね一致する(Part3&Part4)
  8. 音声から選択肢を拾い聴きする(Part3&Part4)
  9. マークシートをちょい塗りする(Part3&Part4)
  10. 目をつぶって聞く(Part2, Part3, Part4)
  11. 意味の区切れを分けて読む (Part5)
  12. 品詞問題の全出題パターン (Part5)
  13. 文章挿入問題の出題パターン (Part6)
  14. 文章ジャンルから内容を推測する (Part7)
  15. 設問と文章の順番は概ね一致する (Part7)
  16. 追記情報内に直接ヒントの可能性 (Part7)
  17. リーディングが全問解き終わる時間配分(リーディング)
  18. 解答を1分15秒短縮できるシャープペンシル
  19. 折り返し地点発想法
  20. 両手を使って解く

テクニック1: 文の4要素を意識して聴く(Part1)

Part1(写真描写問題)で出題される英文はすべて「主語+動詞+目的語+追加情報」のシンプルな語順で構成されている。

例を見てみよう。

TOEIC Part1 語順

音声を聴きながら、主語、動詞、目的語、追加情報の正誤を即座に判断できるのが理想だ。全要素が写真と一致している選択肢が正解である。

TOEIC Part1 語順

Part1は語順を意識するだけで、聴き取り能力の大幅な改善が見込まれる。

テクニック2: 時制の意味を意識する (Part1)

Part1(写真描写問題)は語順がシンプルなゆえ、動詞の形にひねりを加える難問が出題される。

動詞は複雑な時制と態が使われるため、700点以上を目指す中・上級者は注意が必要だ。

以下、Part1によく出る動詞の形を覚えておこう。

TOEIC Part1 文法

テクニック3: 重複キーワードを避ける(Part2)

Part2(応答問題)は文章が短いため、設問文に出てきた語句と同じ単語が入った選択肢を、ついつい選びがちである。

TOEIC製作者はそれをわかっており、受験者を引っ掛けるため、重複キーワードは原則として間違いの選択肢にしている。

そのため、設問文と同じ語句の選択肢は選ばないようにしよう。これが重複キーワードを避けるワザと呼ばれる経験則である。

例えば、Where is the post office? (郵便局はどこにありますか?)に対し、同じofficeが入った(A) I went to my office.(私は自分のオフィスに行きました)はひっかけの可能性が高い。

重複キーワードを避けるワザを活用すれば、半分近い問題の選択肢を絞ることができる。英語初心者はこのテクニックを活用すれば、効果的に正答率を上げれるだろう。

尚、選択疑問文等一部の設問では、重複キーワードの選択肢が正解になることがある。

テクニック4: 最初の一語を聴き取る(Part2)

Part2(応答問題)では、最初の一語は絶対に聴き取れるようにしたい。

Whyは理由、Whereなら場所のように、英語は最初の一語が疑問の内容を表す。どんなに集中力が切れていても、最初の一語さえわかれば、ある程度選択肢を絞り込むことができる。

  • Why: 理由
  • Where: 場所
  • When: 時
  • What time: 時間
  • Who: 人
  • Which: 選択(どちらの?)
  • How: 方法

TOEIC700点以上を目指すなら、最初の一語に加えて文全体の大意が理解できると良い。800点以上なら詳細の理解は必須だ。

テクニック5: 設問を先読みする(Part3&Part4)

Part3(会話問題)Part4(ナレーション問題)では、3つの設問と4つの選択肢が、それぞれ問題用紙に印字されている。

そのため、音声を聴く前にこれら設問と選択肢を先読みし、問われる内容を事前に知っておくと良い。

しかし、先読みに使える時間はせいぜい8秒間である。余程の上級者でない限り、短い時間にすべてを理解するのは難しい。

そこで、目標スコアが700点未満の初・中級者は4つの選択肢のみを先読みする。

TOEIC Part3 設問の先読み

700点以上を目指す中・上級者は設問文のみを先読みする。余裕があれば、選択肢にも軽く目を通そう。

TOEIC Part3 設問の先読み

テクニック6: 音声ジャンルから内容を推測する(Part4)

Part4(ナレーション問題)は各音声の冒頭に、そのナレーションのジャンルが読み上げられる。

  • 例: Questions 71-73 refer to the following speech. (設問71-73は次のスピーチに関するものです)

人はリスニングの際、無意識にジャンルから背景知識を呼び起こし、内容を推測をしながら聴くことが、言語学の研究で明らかになっている。

そのため、Part4ははじめに文章ジャンルを把握しよう。なんとなく「スピーチならこんなやり取りが行われるかな」と推測する程度で、全体の理解度が大幅に向上する。

*Part4の頻出ジャンル

  • advertisement (広告)
  • announcement (アナウンス)
  • broadcast (放送)
  • excerpt from a meeting (会議の一部)
  • introduction (セミナー等の導入)
  • news report (ニュース報道)
  • radio broadcast (ラジオ放送)
  • recorded message (自動音声メッセージ)
  • talk (話)
  • telephone message (留守番電話)

テクニック7: 設問と音声の順番は概ね一致する(Part3&Part4)

Part3(会話問題)Part4(ナレーション問題)は会話を聴いて「覚える」のではなく、音声から解答のヒントを「探す」ように聴く。

ここで、Part3&Part4は音声と設問の順序が概ね一致することを知っておこう。設問1は音声の前半、設問2は中盤、設問3は音声の最後にヒントが出ることが多い。

TOEIC Part4 ナレーション

つまり、たとえ内容が理解できなくても、音声についていけさえすればヒントを見つけることができる。

問題集等でスクリプトを見ながら聴く練習をしていれば、音声を見失わないコツが徐々につかめるだろう。

テクニック8: 音声から選択肢を拾い聴きする(Part3&Part4)

Part3(会話問題)Part4(ナレーション問題)では次の問題の先読み時間を確保するため、音声を聴きながら設問に答えるのが望ましい。

目標スコアが700点未満の初・中級者は、先読みで覚えた選択肢を拾い聴きするように音声を聴く。

選択肢と同じ語句を耳でキャッチし、その場で該当する選択肢を塗る。正解は言い換えが多いので、似た意味の語句にも注意を払おう。

TOEIC Part4 ナレーション

拾い聴きは大変大雑把な方法であり、ひっかけにハマることも多い。しかし、音声を十分に聴き取れない段階では、試験テクニックとして有効だ。

テクニック9: マークシートをちょい塗りする(Part3&Part4)

Part3(会話問題)Part4(ナレーション問題)は、音声を聴きながら設問解答するマルチタスクである。マークシートを塗っている間に音声が流れ、耳に意識を集中できずヒントを聴き過ごしてしまうことが多い。

そこで、Part3&Part4ではマークシートのちょい塗りが有効だ。解答用紙のマーク内に点をつけておき、時間がある時にまとめて塗る。

尚、TOEIC®では問題用紙への書き込みは禁止されている。ちょい塗りはあくまで解答用紙の中にしたい。

テクニック10: 目をつぶって聞く(Part2, Part3, Part4)

Part2(応答問題), Part3(会話問題)およびPart4(ナレーション問題)がどうしても苦戦する場合、目をつぶって音声を聴く解き方が有効だ。

目をつぶることで視覚情報が遮断されるため、脳のリソースを音に集中できる。音声の理解度に若干の向上が見られるはずだ。

ただし、目をつぶりながらPart3&Part4を解くと、音声を聴きながら設問を同時に解くことができない。向き不向きがあるため、模試で試してから本番で実践してほしい。

テクニック11: 意味の区切れを分けて読む(Part5)

Part5(短文穴埋め問題)では、文中の語句を意味のまとまりで分け、それを英語の語順のまま頭から理解する。

例を見てみよう。

  • The class _____ / is / available / on the website / from tonight.
  • 「クラスの◯◯は、利用可能である、ウェブサイトで、今夜から」

「The class _____」のまとまりに空白があり、後は適切な選択肢を選べば良い。

このように意味の区切れで文を分けると、内容を誤読する危険性を大幅に減らすことができる。

テクニック12: 品詞問題の全出題パターン(Part5)

Part5(短文穴埋め問題)で頻出なのが品詞問題である。

トイグルでは、品詞問題の全出題パターンを品詞問題マンダラにまとめた。画像をタップ/クリックすると開けるため、学習の参考にしてほしい。

品詞問題マンダラ

  • 注1: 品詞問題マンダラは、Part5品詞問題で出題される、あるいは解答に必要と思われる知識に限定している。英文法の全用法を網羅しているわけではない。 
  • 注2: 動詞の用法は「動詞問題」の範疇と考えられるため、割愛した。

テクニック13: 文章挿入問題の出題パターン(Part6)

Part6(長文穴埋め問題)では、空白に最も適したセンテンスを入れる文章挿入問題が出題される。

文章挿入型の空白は、文頭文中文末のいずれかの位置に分類できる。

TOEIC Part6の例題

位置によって異なる対策が必要だ。以下、説明しよう。

1. 文頭の文章挿入問題

文頭に文章挿入問題がある場合、これから述べる内容の全体像を端的に表す選択肢が入る場合が多い。

文を読み進め他の設問を解き、全体のテーマを理解した上で、最後に解くと良いだろう。

2. 文中の文章挿入問題

文中の文章挿入問題は、読解型と同じく文脈の理解が必要となる。

時間はかかるが選択肢を1つずつ入れ、自然な前後関係を作れるセンテンスを選ぼう。

3. 文末の文章挿入問題

文末に文章挿入問題がある場合、文章の締めとなる内容が入ることが多い。

特に、Part6では「お返事お待ちしております」や「質問があればいつでもどうぞ」のような、定形表現が頻出する。

以下、頻出のフレーズを覚えておこう。

質問があれば気軽に聞いてください
◯◯してくださりありがとうございます
(あなたが)◯◯することを望みます
ご不便をおかけして申し訳ありません

尚、文章挿入問題は往々にして解答に時間がかかる。ハイスコアを狙う上級者以外、文章挿入は捨て問題でもいいかもしれない。

テクニック14: 文章ジャンルから内容を推測する(Part7)

Part7(長文読解問題)は各設問の頭に、その文章のジャンルが記載されている。

例: Questions 147-148 refer to the following advertisement. (設問147-148は次の広告に関するものです)

人は文章を読む際、無意識にジャンルから背景知識を呼び起こし、内容を推測をしながら読解することが、言語学の研究で明らかになっている。

そのため、Part7ははじめに文章ジャンルを把握しよう。なんとなく「Eメールならこんなやり取りが行われるかな」と推測する程度でOKだ。

*Part7の頻出ジャンル

  • e-mail (Eメール)
  • letter (手紙)
  • text message chain (チャット)
  • notice (告知)
  • advertisement (広告)
  • article (記事)
  • report (レポート)
  • information (情報)
  • coupon (クーポン)
  • form (フォーム)
  • web page (webページ)
  • review (レビュー)

テクニック15: 設問と文章の順番は概ね一致する(Part7)

Part7(長文読解問題)では、本文と設問の順番は概ね一致する。設問が2つある文章なら、設問1は文の上部、設問2は文の下部に、答えのヒントが見つかる傾向にある。

文章の長さ設問数から、ヒントの目星をつけておこう。

TOEIC Part7 シングルパッセージ 例題

テクニック16: 追記情報内に直接ヒントの可能性 (Part7)

Part7(長文読解問題)ダブルパッセージ問題では、文章の下部に「* (アスタリスク)」や「Note that (補足)」などの追記情報が書かれることがよくある。

追記情報には4〜5問目の直接ヒントが隠れていることが多い。見逃してしまいがちだからこそ、確実にチェックするようにしよう。

TOEIC Part7 ダブルパッセージ 例題

テクニック17: リーディングが全問解き終わる時間配分

TOEICリーディングセクションは3つのパートから構成されている。

  • Part5: 短文穴埋め問題
  • Part6: 長文穴埋め問題
  • Part7: 長文読解問題

これら3パートの合計は100問で、与えられる解答時間は75分間(=1時間15分)。受験者はこの時間を自由に配分し、解くことができる。

理想の時間配分をパートごとに見てみよう。

  問題数 時間配分
Part5 30 10分
Part6 16 10分
Part7 54 55分
合計 100 75分

Part5とPart6はそれぞれ10分ずつ、合計20分で終了させる。設問数の最も多いPart7に55分間をかけ、全体を75分間で着地させる。

 

テクニック18: 解答を1分15秒短縮できるシャープペンシル

マークシート用に作られた特別なシャープペンシルを使うことで、リーディングの解答時間を1分15秒短縮することができる。

リーディングセクションにて、普通のシャープペンシルとマークシート用シャープペンシルを塗り比べた結果を見てみよう。

  100問塗る時間
普通 3分25秒
マークシート用 2分10秒

リーディングセクション75分間の中で、普通のシャープペンシルを使うとマークシートを塗るだけで3分25秒かかったのに対し、マークシート用なら2分10秒に短縮できる。

マークシート用シャープペンシルは、Amazon等で購入することができる。マークシート用消しゴムと併せて揃えておきたい。

テクニック19: 折り返し地点発想法

折り返し地点発想法とは、残りの設問数を視点を変えて見ることで、心理的負荷を軽減させる方法である。

例として、Part4(ナレーション問題)を見てみよう。

Part4は長文音声を聴いて、内容について答えるリスニング問題である。各音声には3つの設問が用意され、10音声から合計30問を解く。

折り返し地点発想法では、30問を15問ずつに分けて考える。前半15問は山を登る感覚で「もう◯◯問も終わった」、後半15問は山を下る感覚で「あと◯◯問だけ」と捉える。

折り返し地点発想法

このように、全体像を視点を変えて見ることで、精神的な負荷は若干軽減されるだろう。全パートで使えるので、ぜひとも試してほしい。

テクニック20: 両手を使って解く

筆者はTOEIC®本番試験を毎回受けているが、多くの受験者が片手のみを使ってテストを解いているように見える。

例えば、右利きの人なら右手にシャープペンシルを持ち、左手は机の上で肘をついてしまっている。これでは集中して設問を解くことができない。

TOEIC®は両手を使って解くのが望ましい。

右利きなら、左手で設問を指差しながら右手でマークシートを塗る。両手を使って解くことにより、いま解いている設問に意識を向けることができる。

このように、集中力は外的な面からも対策することができる。心と体は一体である。

*まとめ

当エントリーでは、TOEIC®試験対策に有効な20のテクニックを紹介してきた。

当記事を読んでもっと知りたいと思った方は、次のエントリーも参考にしていただきたい。

Good luck!

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