試験前に必ず知っておくべきTOEIC時間配分のコツ

TOEIC®リーディングセクションにおいて、時間配分はスコアを左右する重要なスキルである。

トイグルでは、試験直前でも実践できる時間配分のコツを解説したい。はじめに全体像を述べた後、各パートの解き方を説明していく。

※当エントリーは2017年3月に全面改訂されました。

*目次

  1. TOEICリーディングセクションの時間配分
  2. Part5&Part6 時間配分のコツ
  3. Part7 時間配分のコツ
  4. まとめ

1. TOEICリーディングセクションの時間配分

TOEICリーディングセクションは3つのパートから構成されている。

  • Part5: 短文穴埋め問題
  • Part6: 長文穴埋め問題
  • Part7: 長文読解問題

これら3パートの合計は100問で、与えられる解答時間は75分間(=1時間15分)。受験者はこの時間を自由に配分し、解くことができる。

まずは、理想の時間配分をパートごとに見てみよう。

  問題数 時間配分
Part5 30 10分
Part6 16 10分
Part7 54 55分
合計 100 75分

Part5とPart6はそれぞれ10分ずつ、合計20分で終了させる。設問数の最も多いPart7に55分間をかけ、全体を75分間で着地させる。

時間配分の前提として、重要な点を述べておきたい。

TOEICでは目安として850点以上の英語力がないと、リーディングセクション全問を「きちんと」解き終えることはできない

しかし、TOEICは合否でなくスコアで成績が算出される。600点が目標であれば全体の約6割が合っていれば良く、残りの4割は間違っていてもいい。

つまり、850点未満の受験者は上級者向けの難問を思い切って捨て、取れる問題だけを確実に正解してスコアを稼ぐようにすればいい。

そのためには時間配分を正しく行い、適当に色塗りをする問題数を可能な限りゼロに近づける。すべての設問に目を通しながら、自分のレベルに合ったものを厳選して解答する。

以下、パートごとにその手法を説明していこう。

2. Part5&Part6 時間配分のコツ

Part5は短文穴埋め問題、Part6は長文穴埋め問題である。

文章には空白が用意されている。与えられた4つの選択肢の中から、文法・意味的に最も適したものを選ぶ。

最近のTOEICリスニングセクションは46分間が多い。リスニングは13時00分から始まるので、Part5は13時46分から開始と考える。

TOEIC時間配分1

Part5とPart6は合計20分で解く。Part6が終わった段階で、時計が14時過ぎになっているのが理想である。

しかし、事前に練習をしない限り、Part5&Part6を20分で終わらせるのは困難だろう。

万が一20分を超えてしまうことがあっても、この両パートに使える限度は最大25分と覚えておこう。多くの受験者がここで40分近くを浪費し、Part7の時間がなくなり、最後の30問を適当に色塗りする… というミスを犯す。

よって、Part5&Part6は少しでも時間のかかる問題はどんどん飛ばし、とにかく「終わらせる」ことを優先する。

尚、TOEICはマークシート形式なので、「捨てる」問題は空白にするのではなく、適当な選択肢を塗りつぶす。

3. Part7 時間配分のコツ

Part7は長文読解問題である。15の長文に54の設問があり、55分間を使ってじっくりと解く。

シングル・ダブル・トリプルパッセージの3つの文章形式があるため、Part7内でも別途時間の配分が必要だ。

目安は次の通り。

  文章数 問題数 時間配分
シングルパッセージ 10 29 25分
ダブルパッセージ 2セット 10 10分
トリプルパッセージ 3セット 15 20分

3-1. シングルパッセージの時間配分

シングルパッセージとは、1つの文章を読んで、2〜5の設問に答える問題である。

Part7はシングルパッセージが10文章あり、これを約25分間で解く。

まず、Part5&Part6を20分で解けば、シングルパッセージは14時すぎから開始できる。

実際はPart5&Part6に20分少々かかることもあるため、わかりやすさを重視し、シングルパッセージは14時05分から始めると考えよう。

TOEIC時間配分2

ここでも多くの受験者にとって、シングルパッセージを25分で終わらせるのは困難だろう。しかし、無理にでも時間内で仕上げなければ、次のダブル&トリプルパッセージに十分な時間を確保できない。

尚、シングルパッセージではNOT問題と呼ばれる、間違えを答える設問は時間がかかる。ハイスコアを狙う上級者以外、NOT問題は捨て問題にしてしまってもいいだろう。

3-2. ダブル&トリプルパッセージの時間配分

ダブルパッセージは2つの文章を、トリプルパッセージは3つの文章を同時に読み、それぞれ5つの問に答える問題である。

ダブルパッセージは2セット10問、トリプルパッセージは3セット15問があり、これを残りの30分で解く。

シングルパッセージを時間通りに終わらせ、14時30分になったらダブル&トリプルパッセージに移行する。

TOEIC時間配分3

TOEICでは原則的に設問と本文の順番は一致する

ダブル&トリプルパッセージも同様で、一部の問題を除けば、1問目は文章1の上部、2問目は文章1の下部、3問目は文章2の上部… と、順番通りにヒントが出現することが多い。

ただし、ダブル&トリプルパッセージでは2つの文章を参照する問題が、2〜5問目で出題されることがある。また、トリプルパッセージでは、3つの文章を参照する問題が、1セットにつき1問程度出題される。

複数文章を参照する問題は、英語初心者の方には荷が重い。すぐにヒントが見つからなければ遠慮なく次に進み、とにかくすべての問題に目を通すことを目標にしよう。

これらの戦略を実施できれば、リーディングセクションを75分で解き終えることができる。15時01分に試験は終了だ。

TOEIC時間配分4

4. まとめ

当エントリーでは、TOEICリーディングパートの時間配分について解説してきた。

850点未満のレベルでは、すべての問に100%の力をかけられないことを前提として、スコアを最大化する戦略を述べた。

*当記事を読んでもっと知りたいと思った方は、次のエントリーも参考にしていただきたい。

Good luck!

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